建設業許可の制度・区分・29業種

BASICS / GUIDE 01

建設業許可の制度・区分・29業種

「許可が必要か」「どの行政庁へ」「一般か特定か」「何業種を取るか」。申請書を作る前に決める4つの基本分類を、東京都での申請を前提に整理します。

QUICK ANSWER

許可は会社単位ではなく、営業所・請負関係・工事業種で選びます

建設工事の完成を請け負う営業には原則として許可が必要です。軽微な建設工事だけを請け負う場合は例外がありますが、元請・発注者の要請、今後の請負額、業種の分類まで確認して判断します。
4 DECISIONS

申請前に決める4つの区分

1. 許可が必要か

請け負う工事と金額

建築一式とその他工事では軽微工事の基準が異なります。分割契約や材料支給がある場合も実態で確認します。

2. 知事か大臣か

建設業を営む営業所の所在地

1都道府県内だけなら知事許可、2以上の都道府県に営業所を設けるなら大臣許可が基本です。

3. 一般か特定か

元請として出す下請契約額

発注者から直接請け負った工事で、下請へ出す総額により特定建設業許可が必要かを判断します。

4. どの業種か

実際に請け負う工事内容

会社名や資格名だけで決めず、契約内容・施工内容を29業種の定義と例示へ照合します。

29 TYPES

建設工事は2つの一式工事と27の専門工事

  1. 土木一式工事
  2. 建築一式工事
  3. 大工工事
  4. 左官工事
  5. とび・土工・コンクリート工事
  6. 石工事
  7. 屋根工事
  8. 電気工事
  9. 管工事
  10. タイル・れんが・ブロック工事
  11. 鋼構造物工事
  12. 鉄筋工事
  13. 舗装工事
  14. しゅんせつ工事
  15. 板金工事
  16. ガラス工事
  17. 塗装工事
  18. 防水工事
  19. 内装仕上工事
  20. 機械器具設置工事
  21. 熱絶縁工事
  22. 電気通信工事
  23. 造園工事
  24. さく井工事
  25. 建具工事
  26. 水道施設工事
  27. 消防施設工事
  28. 清掃施設工事
  29. 解体工事
一式工事は「何でもできる許可」ではありません。 総合的な企画、指導、調整のもとで土木工作物または建築物を建設する工事です。専門工事を単独で請け負う場合は、その専門業種の許可を検討します。
CLASSIFICATION

迷いやすい区分の判断軸

迷う場面確認すること次のページ
複数の工種を含む工事主たる工事、附帯工事、契約目的、施工割合業種別ガイド
資格が複数業種へ対応資格と許可業種の対応、一般・特定の要件技術者ガイド
支店・営業所を増やす見積・入札・契約を行う実態、都道府県数知事・大臣許可
大型の元請工事下請へ出す総額、発注者との直接契約一般・特定建設業

一次資料:国土交通省「建設業の許可とは」東京都 建設業許可の手引

FAQ

制度・区分のよくある質問

500万円未満なら必ず許可不要ですか。

建築一式工事には別の基準があり、同一工事の分割や材料費を含む請負額の考え方にも注意が必要です。今後の受注予定や取引条件も含めて判断します。

東京都内に本店があれば知事許可ですか。

登記上の本店だけではなく、建設業を営む営業所がどの都道府県にあるかで判断します。

一式工事の許可で専門工事を単独受注できますか。

一式工事許可があっても、専門工事を単独で請け負う場合は原則として該当する専門工事業の許可を検討します。

必要な許可区分と業種を先に整理します

受注予定の見積書や工事内容が分かれば、29業種との対応を確認できます。

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