建設業許可の6要件

REQUIREMENTS / GUIDE 02

建設業許可の6要件

「条件を満たすか」と「東京都へ証明できるか」を分けて確認します。候補者がいるだけ、資金があるだけでは申請は完成しません。

QUICK ANSWER

6要件は一つでも欠けると許可を維持できません

申請時だけ満たせばよい条件ではありません。常勤役員等や営業所技術者等の退職、営業所の移転、社会保険の未対応など、許可後の変化で要件を欠く場合があります。取得前から後任候補と届出体制まで設計します。
6 REQUIREMENTS

確認する6つの要件

01 MANAGEMENT

適正な経営体制

建設業の経営経験を持つ常勤役員等、または一定の補佐体制を確認します。

  • 経験した地位と業種
  • 必要期間
  • 現在の常勤性
02 TECHNICAL

営業所技術者等

営業所ごと、許可業種ごとに資格または実務経験を持つ専任者を置きます。

  • 資格と対象業種
  • 学歴+経験または10年経験
  • 一般・特定の違い
03 FINANCIAL

財産的基礎・金銭的信用

一般・特定で異なる財産要件を、決算書や残高証明等で確認します。

  • 純資産・資本金等
  • 直前決算の状況
  • 申請時点の証明方法
04 INTEGRITY

誠実性

請負契約に関して不正または不誠実な行為をするおそれが明らかでないこと。

  • 法人・役員等
  • 政令使用人
  • 過去の営業行為
05 DISQUALIFICATION

欠格要件に該当しない

破産、一定の刑罰、許可取消し等、法定の欠格事由を対象者ごとに確認します。

  • 役員等の範囲
  • 一定期間の制限
  • 申告内容と証明書
06 OFFICE & INSURANCE

営業所の実体・社会保険

建設業の営業を行う独立した営業所と、適用事業所としての適正な保険加入を確認します。

  • 使用権原・固定電話等
  • 見積・契約を行う実態
  • 健康保険・厚生年金・雇用保険
DIAGNOSIS

要件ごとに3段階で判定します

満たしている

法令上の条件に該当する事実がある。

証明できる

東京都が確認できる資料を必要期間分そろえられる。

維持できる

許可後も在籍・専任・財務・保険等を継続できる。

最も多い見落としは「経験はあるが、当時の資料がない」ケースです。 要件確認と同時に、登記、確定申告、契約書、請求書、入金、保険資料などの証明可能性を調べます。
RISK CHECK

申請前に止まりやすい場面

状況問題になりやすい点確認先
役員就任前の個人事業経験を使う確定申告、工事実績、地位、期間の連続性証明ガイド
資格証がない学歴・指定学科・必要実務経験または10年経験技術者ガイド
自宅・他社内を営業所にする独立性、使用権原、標識、契約業務の実態営業所の証明
直前決算が債務超過一般・特定の区分、申請時の財産証明、改善時期個別相談

一次資料:国土交通省「許可の要件」東京都 建設業許可の手引

FAQ

6要件のよくある質問

要件を一つ満たせない場合でも申請できますか。

許可要件を満たさない状態では許可を受けられません。候補者変更、資料の代替、申請時期の調整など合法的な解決方法を検討します。

一人が常勤役員等と営業所技術者等を兼ねられますか。

同一営業所で常勤するなど条件を満たせば兼任できる場合があります。職務、勤務場所、他社兼務を含めて確認します。

許可後に技術者が退職したらどうなりますか。

後任がいなければ許可要件を欠く重大な問題になります。退職前に後任要件と届出期限を確認してください。

要件ではなく、証明資料まで診断します

候補者、資格、過去資料、決算書を確認し、申請できる時期を整理します。

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